ユニフォミティマッチング・バランス調整(UMB調整)について AUDI(アウディ)編

 

本日、新車で納車されたばかりのアウディA3 クワトロ ホイールバランス調整を行いました。

弊社タイヤ職人が丁寧に位相合わせ(UMB調整)を行い、この度、興味深い結果をご報告いたします。

 

AUDI タイヤホイールを組み直すことにより究極のホイールバランスを実現する。

 

あくまでも大量生産品のため、ある程度のばらつきは致し方ないと思いますが、メーカー基準では合格レベルという事なのでしょう。

 

 

こちらの純正装着のピレリP7C2 AO アウディ承タイヤには軽点が無いためバルブの位置合わせる必要はありません。

1本ずつ何度も組み替えることにより、綺麗に回転する状態に修正します。

(位相合わせ ユニフォミティ・マッチングバランス調整を行います。)

 

ブレーキ・センターハブのクリーニング作業も行いました。

同時に面取りを行い、ホイールとハブのすり合わせ作業を行います。

 

 

 

結論から申し上げますと、走行距離はオドメーターで僅か500㎞ではありましたが、

4本中、弊社基準の合格レベルのものは1本だけで 3本は調整が必要と判断しました。

 

UMB調整を行うことにより、結果はかなり良いセッティングが出ました。

これで200㎞オーバーでも安定した滑らかな乗り味が期待できると思います。

 

UMB調整後はフラットな乗り心地になるだけでなく、騒音の低減、燃費の向上につながります。

これは時速300㎞オーバーまで出さないとしても、時速100㎞以下でも体感できます。

疲労感が違いますので、ぜひお勧めしたいと思っております。

 

○○様、いつも弊社をご利用いだだき誠にありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。

 

※ 欧州車の場合、船便での輸入になるケースが多く、数か月間の長い保管等で

タイヤフラットスポットや、タイヤ変形によるバランス不良のケースが発生する事例が確認されています。

 

カテゴリー: タイヤ見聞録 タグ: , パーマリンク