月別アーカイブ: 3月 2018

メルセデス・ベンツCLSクラス CLS350 +ミシュランPSS(パイロット スーパースポーツ)ユニフォミティマッチングバランス調整(UMB調整)

今日はミシュランPSS(パイロット スーパースポーツ)、19インチタイヤUMB調整のご報告です。

某ディーラーにて納車時に交換後、速攻でご来店いただきました。

タイヤサイズは、フロント 255/35ZR19 98Y XL、リア 285/30ZR19 98Y XL になります。

 

超高速域でも車体振動が無いようにとのご要望でしたので、まず確認作業から始めました。

4本点検後に3本が組付け及びバランス不良と判明しましたので、一旦タイヤをホイールから外して

ユニフォミティマッチングバランス調整(UMB調整)作業を行いました。

 

AMG純正ホイール、そしてミシュランPSSは世界最高水準の精度を誇りますので組付け作業は

細心の注意が必要です。

 

タイヤラボ研究チームは、タイヤの回転ブレ及びタイヤ振動を1000分の1㎜単位で修正。
タイヤ特性(タイヤデーター)等を集め、無振動「環境」を求めて日々探究しております。

 

○○様、弊社をご利用いただきまして誠にありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

亀城公園の桜は満開です!

亀城公園の桜はもう少しで満開です。

 

グッドイヤー EAGLE F1 ASYMMETRIC 3 展示中です。

グッドイヤー ウルトラハイパフォーマンス EAGLE F1 ASYMMETRIC 3 展示中です。

 

亀城公園の桜は三分咲きです。

ランフラットタイヤの注意点(内部損傷)

ランフラットタイヤとは空気圧(内圧)がゼロになっても一定の距離を走ることができるタイヤです。

サイドウォール(側面)部分を強化することにより、パンクして空気が抜けても車の重量を支えます。

但し、パンクした状態で走行すれば、サイドウォールやタイヤ内部の損傷は免れません。

 

通常のタイヤの場合、サイドウォールが損傷していなければ修理後も使用することが可能ですが、

ランフラットタイヤはパンクした状態で走行すれば、外見上問題がなくとも、まず交換が必要になります。

 

 

このランフラットタイヤの場合、外部には何も異常がなかったのですが、中を開けて調べてみたところ

重大な損傷が見られました。(タイヤ摩耗、及びパンク点検のため外す作業を行いました。)

 


タイヤ内部のインナーライナーに裂け目が出来ていました。この場合、交換になります。(BMW F30)

 

マクラーレン(McLaren) 675LT + ピレリ P ZERO™ TROFEO R (ピー・ゼロ トロフェオ アール) タイヤ交換

 

マクラーレン(McLaren) 675LTのお客様に

ピレリ P ZERO™ TROFEO R (ピー・ゼロ トロフェオ アール)をご注文いただき、交換作業が完了しました。

タイヤサイズは F 235/35ZR19 91Y 、R 305/30ZR20 99Y です。(マクラーレン承認 MCマーク付きです。)

 

 

マクラーレンシリーズの中でもこの究極の675LTは、市販タイヤ最強のセミレーシングタイヤ

ピレリ P ZERO™ TROFEO R (ピー・ゼロ トロフェオ アール)が純正装着されています。

このタイヤは一般公道走行可能なセミレーシングタイヤです。

 

675LTの意味は675PS/7,100rpmを発生し、LTはマクラーレンレースカー特徴のロングテールを指します。

 

こちらはフロントタイヤ 235/35ZR19 91Y

 

こちらがリアタイヤ 305/30ZR20 99Y

 

UMB調整(ユニフォミティ・マッチング・バランス調整)は必須となります。

今回、貼り付けウエイトはホイールに合わせて艶消しブラックを使用しました。

 

タイヤ交換作業は、きっちりと組み上げて調整しないと、間違いなくハンドルが振れ(ブレ)ます。

或いは高速時において、車速に比例して車体振動が発生します。

容易に時速300㎞以上出るマクラーレンでさえ、アクセル全開出来ません。

 

サーキット走行後という事で、ホイール洗浄を行いました。

これはホイール内側に張り付いたデブリ(タイヤカス)を剥ぎ落とす作業と、カーボンブレーキから生じる粉を洗い流す為です。

 

ブレーキキャリパー、バブクリーニング作業を行いました。

 

チタニウム製、純正ホイールボルト

 

 

交換作業の注意点ですが、(もちろんこの車だけではありませんが、ミスは許されません。)

マクラーレン社指定のジャッキアップポイント、及び指定トルクにより厳格に決められております。

 

交換はクルー全員で事前に綿密な打ち合わせを行い、作業予定時刻を大幅に短縮することが出来ました。

タイヤ交換作業は熟練した職人2名、そして今回は私がブレーキ、バブ廻りのクリーニングを担当しました。

 

弊社は創業以来、ピレリタイヤ正規代理店として半世紀にもなります。

(阿部商会から始まり、現在ではピレリジャパンに成りました。)

このような特殊なタイヤも供給いただく事は、日頃より本当に感謝しております。

又、安全にという課題を探求し、装着技術におきましても日々努力する所存です。

 

○○様、いつも弊社をご利用いただきまして誠にありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。