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タイヤ・ガスのミステリー

昨日、ふとこのような記事を目にしました。
最近のF1(フォーミュラ・ワン)界で最も話題になったものの一つとして、フェラーリがレース用タイヤに使用しているエアーが特殊ガスであるという事です。
それによりますと、(以下引用させていただきます。)

このフェラーリが使用していたガスは、レースカー・タイヤ専用に設計されたハイドロフルオロカーボン(HFC)をベースにした混合気体であり、このHFCを充填した場合、タイヤの回転中に生じる熱をほぼ一定の圧力下でホイールリムに効果的に伝導できる、というもの。

そして新しい混合ガスを充填されたタイヤは熱伝導が高いため、タイヤの温度が低く維持され、圧力が一定なので、タイヤの寿命を大幅に延長するとか。
実際のところこれらは企業秘密であり、公表されていないこともありますが、本当であれば近い将来、一般市販車(スポーツカー等)に標準指定となる日が来るかもしれませんね。

タイヤラボ ホイールバランス

弊社ではタイヤ組み付け時に最新の機械を導入、又、熟練の技で1本1本丁寧に組み付けを行います。
ユニフォミティ、及びホイールバランス精度に関しても常に細心の注意で作業を行います。
輸入車メーカーから国産車メーカーまで幅広く対応しております。

ホイールバランスの調整は、タイヤ交換を行う際には必須の作業でもあります。
このバランスが調整されていない場合、走行した際にある一定の速度で車体やステアリングに振動が感じられる場合があります。
ハンドルが振れる、又は走行中に車からの振動。この場合、特に70〜100kmの高速走行で気付くことが多く、ホイールバランスがきちんと調整されていないという可能性が高いです。

バランスを取るためには、専用のホイールバランサーで計測した数値を元に、スチール製(又は鉛)のウエイトをホイールリムの表側と裏側の軽い部分にバランスウェイトをつけて重さを合わせる事で調整します。

作業はそれだけではなく、バランサーの役目はタイヤが回転している時にきちんと真円で回っているかを目で確認する事です。 社内ではマッチングバランスと呼んでおります。
実はこれが一番重要で、重さを合わせる事よりも大切なのです。
(時速200km以上の高速走行において安定したハンドリングを実現するためにはとても重要です。)

又、弊社が使用するカールシェンク社製のバランサーは世界特許にて横回りにてバランスを測定します。
(ポルシェ社指定)
横置き横回り(水平回転型)の方法は取り付け誤差の発生が少なく世界最高の精度を可能にしています。

回転時にブレが出る場合は、タイヤとホイールを再度外して、位置をずらして再度組み直す作業を行います。
(もちろん修正後に再度バランサーにて調整。)

これで綺麗に回るようになるケースが多いですが、納得が行くまで何度も調整を行う場合もあります。
タイヤ・ホイールにも問題なく、完璧に調整されたものであれば時速300kmを超えても振動を感じることはありません。注)
弊社では一部車両において、スタティックバランスとダイナミックバランスを別々に計測し、応力分散式という方法にて調整を行っております。

注)タイヤ・ホイールの相性、又はタイヤ銘柄によりビードの上がりが不十分なものもございます。
尚、ホイールに歪みがある場合はもちろん交換が必要です。

最近のフェラーリ

北米モーターショーにて 環境配慮と高性能を兼ね備えた「フェラーリ」が注目集めるという記事がありました。
アメリカ・デトロイトで開かれている北米モーターショーでは、環境に配慮した車の発表が相次いでおり、今回のモーターショーで注目を集めたのは、超高級スポーツカーの「フェラーリ」で、環境配慮と高性能を兼ね備えるというコンセプトを大々的にアピールしました。
フェラーリは、世界的な景気減速がささやかれる中でも、1台2,000万円台の車を快調に売り続けている唯一のメーカーで、背景には中東やインドなどで拡大した富裕層が支えているそう。
2007年に1,800億円の年商を上げたフェラーリだけは、「エコとは無縁」というイメージが定着していましたが、そのフェラーリが、大ヒットシリーズ「F430スパイダー」のエコバージョンに踏み切り、85%のエタノール燃料の使用をすることによりその結果、性能を落とさずに二酸化炭素の排出量を5%以上減らしながら、馬力を上げることに成功したのです。

環境にやさしい高性能フェラーリは、高級スポーツカー全体のイメージを変え、これから世界市場にも影響を与えるものと思われます。

一期一会

先日、お客様からご依頼がありましたタイヤ交換の報告です。

チタニウム合金製とみられます特殊なホイールボルトを慎重に外しますと..
そこにはカーボンセラミック製スペシャルブレーキローターが見えます。
これはまさに隕石をスライスしたような芸術品です。
(この消耗部品だけで国産高級乗用車が軽く購入できるそうです。)

ホイールも純正のマグネシュウム鍛造のスペシャルオーダー品。
極限までに軽量化されたものでスポーク部の形状は女性のハイヒールを連想させます。

いわずと知れた、フェラーリ 360 モデナ チャレンジストラダーレ。 泣く子も黙る、熱き跳ね馬。
車体形状は最新のエアロダイナミクスを駆使したものでノーマルのモデナとはカラーリングも違いますが、細部のパーツ一つ一つが素晴らしく吟味されたものが使われており、レーシング魂が感じられます。

タイヤはピレリ純正品が今回、間に合わなかったため ブリヂストン ポテンザ RE050 225/35R-19 285/35R-19 (フェラーリOE タイヤ)になりました。

さて、お客様のご紹介をするつもりでしたが、この幸せそうな旦那様、車の話になりますと止まりません!!
一日で軽く数百キロ走られるそうで、これは人馬一体ならぬ、駿馬一体なんですね。
…若さの秘訣がわかったような気がしてきました。(ありがとうございます。)

  <あれ、題名の一期一会.. 何を言おうか、吹っ飛んじゃいました。>

348tb

その後、ジョージさん.. 遊びに来て下さいました。
348tbも発売終了から10年以上経つのですが、今見ても新鮮ですね。
新しい靴を履きなおして、颯爽と風のように出航です。
また来てください!(ありがとうございました。)

ジョージさんの愛車

久しぶりにとあるサービスエリアにてジョージさん発見!(いつもお世話になります。)
現在の愛車はフェラーリ348tbですが、以前はポルシェ911に20年以上現在乗っておられました。(普通の人には考えられません!) やはり行き着くところはFなんでしょうか。
最新のフェラーリを横目にこの車にはこだわりがあるそうでご満悦です。(コンディションを保つためには妥協しません。)
ジョージさんの表情からしますとこの跳ね馬はあと20年後も間違いなく健在でしょうね。

クロモドラ ホイール

クロモドラ。 この名前を聞いてピン!ときた貴方、かなりの自動車通です。
メイドイン・イタリア製で素材はマグネシュウム製。旧カンパニョーロホイールであります。

カンパニョーロ社は40年以上前からこの特殊な素材に着手し、バネ下の軽量化に成功。
以後イタリア製スポーツカーに標準で装着されてきました。
<アルファロメオ、ランチア、フェラーリ、ランボルギーニ等のヴィンテージカーに装着されたことは余りにも有名な話です。当時のフェラーリF1もこのカンパニョーロでした。>
その後、名前がクロモドラとなり70年代初頭に現れたスーパーカーの足元はこのホイールで飾られておりましたが、時代の波と共にいつしか消えていったのです。

このホイールは現存するヴィンテージフェラーリ用ですが、オリジナルの曲面が非常に美しく、まるで陶器のよう。刻印もリプロダクト製と違い味わいがあります。
何より40年以上前にマグネシュウム鍛造品があったことは驚きですね。

古いタイヤの注意点。

かなり気をつかっていても、時間とともに劣化するのがタイヤの悲しい性。
こちらは10年以上大切に使用していましたタイヤですが、点検すると判ります。
溝はまだまだ残っておりますが、よく調べてみますと劣化している事があるのです。

これはフェラーリF512Mに付いていたフロント用のタイヤです。
(新車時に付いていたタイヤになります。)
路面の温度変化(夏は70℃位まで上がります。)やオゾンの影響で時間と共にみられる現象です。
このようにタイヤトレッド面にヒビ(クラック)が見られる場合、タイヤトラブルの原因となりますので(安全運転の為に)交換をお勧めします。 

ミシュランXWX

ヴィンテージカー用のタイヤも扱っております。 お問い合わせ下さい。
こちらのタイヤはミシュランXWXになります。

24♡ の謎。

先日、ミシュランTRXのタイヤトレッドを見ておりましたら、何やら記号が…
ミシュランタイヤには所々ムッシュ ビバンダム君が刻印されておりますが、その近くに発見したのです。

当、タイヤラボ研究所が調査(?)した結果では、恐らくTRXが発表,生産されたのが1980年の初頭ですからそれから24年間製造していますよ!という事なのでしょう。

…でも、シャレていませんか? だとしたらお洒落な演出ですね。