日別アーカイブ: 2012年10月3日

アジアンタイヤの現状

最近のアジアンタイヤ、特にインターネットにて通販されているようですが
実に種類が豊富で、これには驚かされます。

これは主に、中国、韓国、台湾、インドネシア等のタイヤメーカーが製造するものですが、

(日本はもちろんアジアに属しますが一般に日本以外のメーカーをこのように呼びます)
実際にすべての物が本当にタイヤテスト等を繰り返して設計、製造されたものなのでしょうか?

 

弊社ではこちらから積極的にお勧めすることはまずありませんが、お客さまの持ち込み等で入れ替え作業することはあります。

ハテ? 疑問(不思議)に思っております。
何時かメーカーさんにお尋ねしようかと思っておりますが、(以下)

① ZRとスピードレンジが表示している場合、本当に最高速チャレンジは可能でしょうか?

(時速250㎞での巡航は?)
②スポーツカーとのマッチングは?
③雨の高速道路では快適でしょうか? (ブレーキ性能は)
④XL エクストラロード荷重指数は本当でしょうか?
⑤耐摩耗性、燃費、ロードノイズは? 

<アジアンタイヤは安全、快適か?>

 

a、トヨタ・アルファードに取り付けた225/55R17が約5000㎞で残り溝が5分山に。

b、タイヤノイズが喧しくすぐに外して国産タイヤに戻しました。

c、ハイブリッド車に装着、燃費が悪いのでがっかりした。

d、急ブレーキが利かず追突しそうになった。
e、ハンドルが振れるので点検するとタイヤが編摩耗、それだけでなくタイヤセパレーションしていた。

以上のようなケースを耳にするのも事実です。

 

タイヤ代が安く上がったという意見も聞かれますが、実際には価格に見合ったものではないような気がします。

 

私はもちろんタイヤメーカーからお金は貰っておりませんが、自動車の維持費の中でタイヤに占める割合をきちんと把握し、十分な予算でタイヤ選びをしていただきたいと思います。

 

<一流のタイヤメーカーとは>

タイヤを売るだけではありません。 人と車と、環境。そして地球を守っているのです。

 

昨日メルセデス・ベンツEクラス E320から外したアジアンタイヤですが..

タイヤセパレーション(トレッド剥離)を起こしていました。

(釘を踏んだようなパンクの形跡はありません。)

 

購入は弊社ではなかったのですが、車体振動のため点検しましたら..

タイヤセパレーション(トレッド剥離)で表面が盛り上がっていました。

 

 

裏側も指で押してみるとペコペコです。(タイヤベルトが剥がれ、空気が溜まった状態。)

 

 

ついでになりますが、量販店で購入したというアルミホイールですが、下のような状態に。

(純正ホイールであればまずここまではならないでしょうか。)

 

タイヤパンク時の衝撃で割れてしまったホイール。